iPhoneアプリをAppStoreに申請する際、必須のスクリーンショット素材として、6.5インチと5.5インチの素材があります。これらの素材をiOSのシミュレータを使って作る方法を紹介します。
iOSシミュレータでスクリーンショットを作る手順
該当するシミュレータでアプリを実行
記事執筆時点で、6.5インチに該当するのは iPhone 11 Pro Max、5.5インチに該当するのは iPhone 8 Plus なので、それぞれのシミュレータにアプリを入れて、スクリーンショットを撮りたい状態に画面をスタンバイします。

※ Flutterアプリの場合は「DEBUG」表示を消すと良いです。
シミュレータの画面をコピー
画面を取得したいシミュレータデバイスを選択した状態で、メニューから Edit -> Copy Screen を実行し、画像をクリップボードにコピーします。

画像編集ソフトにペースト
クリップボードにコピーした画像を、画像編集ソフトにペーストします。(ここで使う画像編集ソフトは何でもOKです。Skitchとかでも大丈夫です。)
ここでは Adobe XD を使います。
ペーストするとこんな感じで貼り付けられます。

スクリーンショット素材を書き出し
書き出したい素材を選択して、ファイル -> 書き出し -> 選択したオブジェクト、で書き出せば、選択した数ぶんの画像素材がファイルに書き出されます。

これをそのまま AppStoreConnect のスクリーンショットにアップロードすればOKです。
まとめ
場合によっては実機でしかスクリーンショットが取れない場合もありますが、手軽にスクリーンショット素材を作成する方法として知っておくと良いかなと思います。
iPadの場合も同じ方法で作れます。
ちなみに、今回 Adobe XD を例にしましたが、こういった作業にすごく便利です。(Adobe XD Flutter プラグインの公式アナウンスもあったので期待してます)
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